1900を踏んでくださったhyro-様へお題「友情」 題名「・・・」 愛したことを後悔したことなんてなかった。 キミへの愛情。 それ以上にキミが愛するあいつの友情が先にたった。 僕が言う前に「キミが好きだ」と言い放ったあいつ。 そして、告白してみごとに成功させた。 キミを愛しているのは僕だけだと想っていた。 そして、いつの間にかあいつとキミが愛し合っているのを見るのが苦痛。 でも、どうしてなんだろう。 こんなにキミを愛しているのに。 キミには全然伝わっていない気がするんだ。 キミは、笑顔で僕に接してくれる。 なのに、所詮僕は「友達」どまりなのだろうか? 友情と愛情の違いはなんなんだろうか。 僕には、あまり代わらない気がする。 どうしても、わからないんだ。 キミが、あいつを選んだ後に 「あいつがいなかったら、ワタシは貴方を選ぶのにな♪」と言った言葉。 本当なの? 本当なら、僕が奪ってあげる。 あいつからキミを。 でも、そんなことできないってキミが1番知ってるんだろう? この愛情が、友情に負けていることは僕が1番知っている。 僕にとって、あいつは唯一僕を信じてくれる人。 そして、親友。 裏切れない。 キミを愛したこと、僕はもう知らないふりできない。 友情も愛情も、ごちゃまぜにして。 海の底に静めたい。 僕の骸とともに。 でも、僕はこんなことを言いながら。 また、明日も笑顔でキミ達をながめているんだろう。 僕の世界では、友情が絶対だから。 キミを愛した事実に 背を向けて。 僕は、今あいつとの友情をとった。 ジャンル別一覧
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